ウケたかどうか判らん内に二匹目です。
TFKが思ったのはですね、例えば(ココから現代に生きる普通の皆さんにとってはマニアックですよ(本当のファンの方々からは「そんなのは超メジャーなラインであって、お前の挙げる例なんぞ全くの上っ面だ」とか言われそうですが)ネ)
The Driftersで、題名は連作テイストの「Up on the Roof」→「Under The Boardwalk」。上から下への移動です。
歌詞は正反対ですね。「Up ~」が「辛い事があっても屋根に上って空を見上げて元気出して行こう云々」に対し、
「Under ~」は「夕暮れ間近のリゾート地(ビーチ)はとってもイイ感じ。さぁ楽しもうゼ、ボードウォークの下でギャル(古っ)とよろしくやっちゃったり(古っっ!)して云々」になってます。米語世界の口語文化に詳しくないので時制の細かいニュアンスがイマイチ掴めませんが、現実は置いといて「夕暮れ間 ~ ったりして云々」ってのを夢見つつ、そうだったら良いなぁ、の意味だとしたら意味まで繋がった連作っぽい。どっちでしょう?コッチが正解かな?識者のご高見を乞う。
題と内容は連作テイストですが、メロディーはサビ(ココの歌詞は題名でもある「Under The Boardwalk」です)の直前の間奏に、これまた前作の題名「Up on the Roof」が歌詞になっている場所の小節がチョトだけ登場します。
現れ方がさり気なくてカッコ良い。
内容は違うけど、映画「インディー・ジョーンズ」の冒頭、ヌルハチの遺骨を取引する上海のクラブ名が「オビ=ワン」になってるヤツみたいな、ネ。あの場面、劇中でケイト=キャプショーが唄う「Anything Goes」が非常に好きですねぇ。ジーン=ケリーが踊っている間だけ背景原色のファンタジックなセットに行って、最後の顔面アップからカメラが引いたら元の現実世界に戻ってて芝居続行、みたいなあの感じです。文字通り何でもアリな。
チョト話が逸れましたか。
The Beatlesの「All you need is Love」の最後のフェードアウトのところに「She loves you , yah yah yah」って入っているアレとも共通でしょうか。「ワカる人にだけ判れば良い」っていうのとは違うし「ホラ、ここの工夫良いでしょ、ネッ?ネッ?」とも違う、丁度エエ(by 二丁拳銃=TFK大好きです=もっと人気出ても良いと思う)感じです。
The Driftersはこのパターン好きみたいで、「Saturday Night At the Movies」→「Kissin' In the Back Row of the Movies」ってのもあります。これはメロディーは「違うんだけど似てる」イメージです。スミマセンねぇ、音楽的な素養が無くて。上手く説明出来ん。サ○ンの「何聴いても似てる」のにチョト似てます。
歌詞の内容は時系列で、歌詞の中の主人公が「学生or生徒の若ェヤツ」だった時から「一応仕事してる若者」になった様な時間の過ぎ方が感じられます。彼女の方は一応まだ学生。
「Saturday ~」では「娯楽の少ない地方での土曜日、夜映画に行く(近所の若いヤツ等全部同じ)んだけど、映画なんぞどうでも良くて二階席の後ろの方で彼女と云々」なのであって「映画後には決まって同じ様な馬鹿騒ぎ」とか「間違っても画面に出て来るおネエちゃんと横に居る彼女を比べちゃいけねぇ(要するにパー系で露出の多い女優さんが出て来る超B級が掛かってる訳ですな)」とか。
映画「アメリカン・グラフィティー」で描かれるプロムパーティー(高校卒業時の一大イベントだから楽しみだけど所詮田舎町、生まれ育った場所なんで愛着あって大好きなんだけどダサ過ぎで脱出希望)のを含むひと晩の、楽し寂しい感じがします。
続く「Kissin' ~」では、「ステディーの彼女(古っっっ!!)と映画館に行くんだけど、映画なんかどうでも良くて後ろの方の席でキスして云々」は変ってないんですが、自分らを取り巻く環境は(特に街の外見は)変らないけれども「俺も年だし(それでも若いんですけどね)映画後のバカ騒ぎなんぞしないけれども、相変わらず楽し寂しい感じがするけれども、それが/それしかないけど/それしかない事こそがHappyの源泉」みたいな内容になっとります。
メロディーは、激ウマヴォーカルに隠れて気付きにくいですが(ん?気付かんのはTFKだけか?)「Saturday ~」がR&B色の薄い牧歌的なラインであるのに対し、「Kissin' ~」はショボさを出しつつもピカピカ光っている、ソウル世界特有のニセゴージャスの心地良さがあります。キンキラのセットの裏に廻ったらベニヤに書割だった、ってのの表側だけを見ているんだけど、ウラ側もほぼ想像出来ちゃってる時の気分。芸術性とかぢゃなく、音が厚くて似非リッチな気分になるんです。歌上手いからか。TFKはコード進行が云々とか全く解りませんのでボロが出ない内に止めますが、感覚だけ掴んで頂ければと。
「Kissin' ~」が歌詞になっているところをフルで書きますとネ「Kissin' in the back row of the movies on a Saturday night with youなんですけれども、数年して「Every Night's a Saturday Night With You」ってのも出してるんですよ、こちらのドリフは。
その他「Dance with Me」の後に「Save The Last Dance For Me(日本ではご存知コーちゃんのヒットナンバーです)」とかやってますね。まずダンスを申し込んで、途中パートナーチェンジや何かあるのかどうか知りませんが最後は俺と(そしてその後も、ウフ)みたいな、ね。丁度エエ(by 二丁拳銃)具合にチンピラテイスト入ってて好きです。
マニアの方にもそうでない方にも判る様にとか、エラそうな事を考えた罰として、どちらにもアピールしない感じになっちゃいましたね。もし「そんな事ないよ、コレ良いぢゃない!?」って思われた方は、コメント下さい、ぢゃなくてそう思っておいて下さい。アカウント無いとコメント書けないみたいです。
他にもあるので、もう少し書きます。それでは、より期待しないで乞うご期待!!
2010年12月26日日曜日
二匹目の泥鰌は必ず二番煎じなのか?① by TFK
何度も似た様な話ばかり書いていると思う方が多いんでしょうね、残念ながら。
「残念ながら」と言えば、何年か前に会社で結構高い買い物をした事がありまして、責任者っぽい事をやらされていた時の事です。しかし会社もよくTFKにやらせたなぁ、凄ぇ度胸だ。
買い物はシステム一式ってヤツだったんですがね、かなりの数の製品を調査し、勿論事前にダメなのは落とし、意思決定者(に近いヤツ)へのアピールポイントまで伝授して、と定石通りのステップを踏み、残った会社から見積もりも取って、「まぁ凸凹あるけど担当としてはどれに決まっても仕方ないかな」ってところまで何とか持って行きました。
んでエラいヤツ&ユーザー呼んだプレゼンになって。当然その席では質問が飛ぶ訳ですな。
「○○○の区別をしとけば、自動で△△△出力する様な機能ありますか?」とか、
「××××法が変わった時に、過去分の精算額は自動で計算されますか?」とか、
「◇◇◇の形式でデータ落として、編集してそのままアップ出来ますか?」とか、
「毎回お金掛けてフォームの修正ぢゃなくて、自分で帳票作れるのが希望」とか。
他にも沢山、理不尽なヤツがね。でもこれがですねぇ、候補の中の某社の製品は結構出来が良くて、ユーザーのワガママに近い要求でも結構出来たりしたんですね。この事実をTFKと担当の仲間は事前に知っている訳ですよ。総体としてはそれぞれ甲乙付け難い感じではあったんですが、この会社のは特に自由度に強みがありました。ワガママ派には絶対アピールするなと踏んでましたね。
この某社、その時のプレゼンには妙に力が入ってましてね、営業とエンジニアの他に、営業部長さんと次長さんと(どっちがエラいんだか判んないけど)その上の常務だか専務だかの人まで連れて来ました。ただね、本件、TFKの会社の中で担当がTFKって云うくくりの中の大きな買い物だってだけで、その会社の商売からすると営業一人で決めても良い案件だったんぢゃないかと今でも思ってます。まぁ何を思ったか、営業さん曰く「専務の○山×男が是非、自らアピールして御社への実績作りたい云々」「身内が言うのもナンですが、○山×男、社内ではやり手で通ってますからね、期待しといて下さい」ってな事になっちゃいましてねぇ。
そして、いよいよ↑の質問コーナーですよ。TFKが利害関係の無い傍観者だったとしたら「それシステムでやる事ぢゃねぇって!!」って思う様な事に対して、○山さん、連発してましたねぇ。
「あぁぁあ、そのご希望でしたら、残念ながらぁ~(一呼吸)、出来ます!!」
あれが世の中で言う「ドン引き」或いは「ヤっちまった」って空気なんでしょうねぇ。事前調査をした担当者=TFKとしては知ってるんです。ホントにワガママ要求に対応出来てるって事を。他社で1秒も考えず/全く詳細言わずに、全件「大丈夫です出来ます」って連発し、しかも8割嘘らしい会社とか見た後だったんですけどねぇ・・・・。残念ながら6回目位の「残念ながら」で何となく質問が途切れちゃいまして・・・・。チョト寂しい感じで帰って頂きました。
読んでおられる皆さんには、言わなくてもプレゼン結果はお判りでしょうねぇ。TFKの正体知って読んでおられる皆様は、どこの会社か判る方もいらっしゃるでしょうねぇ。でもネ、この会社の結果は、ある程度○山さんの自爆って事で、某社の「人選ミス」の自業自得で良いんですけど、TFKの会社、よりによって8割嘘の会社に発注しちまったんですよ。抵抗したんだけどねぇ、担当全員で。その後苦難の4年半が待っているとは予想だにせず。システム導入案件なんで人並みの「大変」は予想してたんですけど。このまま続けると絶対に長くなりますのでこの辺はまた回を変えて。
思いっきり話が逸れちゃいました。もとい、
最近感じた事です。「似た様」になる理由として、オリジナルとコピーの話を過去に書きました。オリジナルよりもコピーの方が良い事ってあるよね、って話。コレと非常に良く似ているんですがTFKの中ではチョト違うんです。
音楽で「アンサーソング」って云うのありますよねぇ。最初のがあって、内容がその曲への返事になってる/続きになってる、ってヤツ。TFKはオッサンなので最近目にする様になった「リスペクト」の定義がイマイチ解りませんが、きっと同類の中の1種類なんでしょうな。別の人が作る場合は(そんなケースあるんでしょうか?作曲家同士が仲良しだとシャレでやったりするかも・・・あっリスペクトってヤツは別の人だネ)当然違う曲だけど、歌詞の方が意味で繋がっている感じ。一方で同じ人が作ったら曲の方が「同じ」とは言わないまでも似る事になるでしょうな。フレーズの一部が使ってあったりするのは意図的にやってるんでしょうが、「全体が似てしまう」現象も、ユー○ンやサ○ンならずとも避けられんのではないかと。特に前曲と関係性を持っている事が企画の命な訳ですから。
んで、この場合「何か前のと変り映えがしないねぇ」って言われる=二番煎じになっちゃうのであろうか、いやならない(反語の用法)のではないかと思った次第です。
思いついた事例は次回以降に。話逸れたまんまで申し訳ないですが、それ程期待しないで乞うご期待!
「残念ながら」と言えば、何年か前に会社で結構高い買い物をした事がありまして、責任者っぽい事をやらされていた時の事です。しかし会社もよくTFKにやらせたなぁ、凄ぇ度胸だ。
買い物はシステム一式ってヤツだったんですがね、かなりの数の製品を調査し、勿論事前にダメなのは落とし、意思決定者(に近いヤツ)へのアピールポイントまで伝授して、と定石通りのステップを踏み、残った会社から見積もりも取って、「まぁ凸凹あるけど担当としてはどれに決まっても仕方ないかな」ってところまで何とか持って行きました。
んでエラいヤツ&ユーザー呼んだプレゼンになって。当然その席では質問が飛ぶ訳ですな。
「○○○の区別をしとけば、自動で△△△出力する様な機能ありますか?」とか、
「××××法が変わった時に、過去分の精算額は自動で計算されますか?」とか、
「◇◇◇の形式でデータ落として、編集してそのままアップ出来ますか?」とか、
「毎回お金掛けてフォームの修正ぢゃなくて、自分で帳票作れるのが希望」とか。
他にも沢山、理不尽なヤツがね。でもこれがですねぇ、候補の中の某社の製品は結構出来が良くて、ユーザーのワガママに近い要求でも結構出来たりしたんですね。この事実をTFKと担当の仲間は事前に知っている訳ですよ。総体としてはそれぞれ甲乙付け難い感じではあったんですが、この会社のは特に自由度に強みがありました。ワガママ派には絶対アピールするなと踏んでましたね。
この某社、その時のプレゼンには妙に力が入ってましてね、営業とエンジニアの他に、営業部長さんと次長さんと(どっちがエラいんだか判んないけど)その上の常務だか専務だかの人まで連れて来ました。ただね、本件、TFKの会社の中で担当がTFKって云うくくりの中の大きな買い物だってだけで、その会社の商売からすると営業一人で決めても良い案件だったんぢゃないかと今でも思ってます。まぁ何を思ったか、営業さん曰く「専務の○山×男が是非、自らアピールして御社への実績作りたい云々」「身内が言うのもナンですが、○山×男、社内ではやり手で通ってますからね、期待しといて下さい」ってな事になっちゃいましてねぇ。
そして、いよいよ↑の質問コーナーですよ。TFKが利害関係の無い傍観者だったとしたら「それシステムでやる事ぢゃねぇって!!」って思う様な事に対して、○山さん、連発してましたねぇ。
「あぁぁあ、そのご希望でしたら、残念ながらぁ~(一呼吸)、出来ます!!」
あれが世の中で言う「ドン引き」或いは「ヤっちまった」って空気なんでしょうねぇ。事前調査をした担当者=TFKとしては知ってるんです。ホントにワガママ要求に対応出来てるって事を。他社で1秒も考えず/全く詳細言わずに、全件「大丈夫です出来ます」って連発し、しかも8割嘘らしい会社とか見た後だったんですけどねぇ・・・・。残念ながら6回目位の「残念ながら」で何となく質問が途切れちゃいまして・・・・。チョト寂しい感じで帰って頂きました。
読んでおられる皆さんには、言わなくてもプレゼン結果はお判りでしょうねぇ。TFKの正体知って読んでおられる皆様は、どこの会社か判る方もいらっしゃるでしょうねぇ。でもネ、この会社の結果は、ある程度○山さんの自爆って事で、某社の「人選ミス」の自業自得で良いんですけど、TFKの会社、よりによって8割嘘の会社に発注しちまったんですよ。抵抗したんだけどねぇ、担当全員で。その後苦難の4年半が待っているとは予想だにせず。システム導入案件なんで人並みの「大変」は予想してたんですけど。このまま続けると絶対に長くなりますのでこの辺はまた回を変えて。
思いっきり話が逸れちゃいました。もとい、
最近感じた事です。「似た様」になる理由として、オリジナルとコピーの話を過去に書きました。オリジナルよりもコピーの方が良い事ってあるよね、って話。コレと非常に良く似ているんですがTFKの中ではチョト違うんです。
音楽で「アンサーソング」って云うのありますよねぇ。最初のがあって、内容がその曲への返事になってる/続きになってる、ってヤツ。TFKはオッサンなので最近目にする様になった「リスペクト」の定義がイマイチ解りませんが、きっと同類の中の1種類なんでしょうな。別の人が作る場合は(そんなケースあるんでしょうか?作曲家同士が仲良しだとシャレでやったりするかも・・・あっリスペクトってヤツは別の人だネ)当然違う曲だけど、歌詞の方が意味で繋がっている感じ。一方で同じ人が作ったら曲の方が「同じ」とは言わないまでも似る事になるでしょうな。フレーズの一部が使ってあったりするのは意図的にやってるんでしょうが、「全体が似てしまう」現象も、ユー○ンやサ○ンならずとも避けられんのではないかと。特に前曲と関係性を持っている事が企画の命な訳ですから。
んで、この場合「何か前のと変り映えがしないねぇ」って言われる=二番煎じになっちゃうのであろうか、いやならない(反語の用法)のではないかと思った次第です。
思いついた事例は次回以降に。話逸れたまんまで申し訳ないですが、それ程期待しないで乞うご期待!
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