2008年9月19日金曜日

飲み代の精算 by TFK

先日、会社の人と飲みに行きました。仕事で外へ出た帰りだったんですが、業務によって偶然同行する事になったメンバーながら結構楽しく過ごす事が出来て、大変満足しました。仕事の方はと言うと、折角出かけたんですが不発、って言うより収穫皆無状態でした。

その日の飲代は、とりあえずTFKが立て替えていた(らしい、常に泥酔するんですよねぇ)んですが、翌日の精算では「伝統ある○○大学ラグビー部方式(※)」に従って精算する事にしました。内容書くと経歴なぞがバレてしまうかも知れませんが、別に構わないので書きますが、結構楽しい方式に仕上がっています。

※ラグビー部方式とは・・・・

飲みに行った時の会計総額の内、

   万の位をその場に居る4年生がワリカン
   千の位をその場に居る3年生がワリカン
   百の位をその場に居る2年生がワリカン
   十の位以下をその場に居る1年生がワリカン

で払う、というものです。参加数と金額によっては3年生の方が多く払う事も。似た様な運用の学校、クラブってあるんぢゃないかと思う。

人数を見て「ヤバイ」と思った人は同期の友人に電話を掛け、「今、□□□の◎◎屋で呑んでるんだけど出て来ない?いや、今、俺と田中(仮称)だけ。じゃあ待ってるから。」などと騙して同学年の者を呼び出し、会計を有利に進めると言う攻防が行われていたとの由。

皆さんいかがですか?結構良い感じでしょ?

大体、学生時代の先輩後輩なんて1歳づつしか違わないのに、先輩は何故か威張る/何故かオゴる、後輩側からすると何故か従う/何故かオゴられますね。競技スポーツのクラブだったりすると、1年生で激ウマ=即レギュラーみたいな場合もあるんでしょうが、それでも先輩はオゴりますね。何故か、無理にバイトしてでも。

そう考えると、字面にしたら理不尽だけど何故か居心地が良いのは、メンバーの関係性が良好だからぢゃないでしょうか?前にも書きましたが、先輩の「タカハシさん」をつかまえて、後輩が「頭悪はしさん」と呼べる様な関係だったんです。私が居たクラブは(TFKは頭悪はしさんを直接存じませんが)。なんか、ラグビー部精算方式の「受け入れられる理不尽さ」と共通の匂いがする気がします。

社会人になってから(自分を4年生扱いで)ラグビー部方式使ったのは、冒頭に書いた通り、暑い中結構長い距離異動して収穫ゼロだったからで、「いや申し訳ない」の気持ちを込めての事でした。別にラグビー部ぢゃなかったけど。


この話を書いていて思い出した事があります。

わが部の、我々より1年下には部員が少なく、「大事にしなきゃ」の思いから結構酒を飲みに誘ったモンでした。1名底なし(仮に山田君って事にしときましょうか)が居て、残り3人はビール一杯で蝋人形、みたいな感じでした。この山田(仮称)君を練習後に酒に誘った時の事。さして大事ではないながら用事があったらしく、「何かあるならどっちでもいいゾ」って事を言ったら、そのときの山田(仮称)の返事が、

  「いや、行きます。どうせタダですから。」

文字にしたら極めて不遜な後輩ですが、不思議とその時は怒る気は無く、「こんな事言いやがったんですよ」ってな話を、自分から見た先輩達に披露するネタが出来た位に思いましたね。文字で読んでる方はそう感じないでしょうが(当たり前だ!)、本当にそうだったんです。

んで、現在、山田(仮称)君も高給取りの社会人ですから、飲みに行く事があってもオゴりはしませんけれども、2次会カラオケだったりすると「山田(仮称)、○○○○唄え~!!」で、「はいっ!行きまぁ~す!」みたいな関係ではあるんです。勿論、先輩が来たら「TFK(ココ、実際は苗字ですね)の△△△△が聞きたいなぁ」が出て、これまた嬉々として唄う、って自分が居ります。


実はTFKは、学生時代、結構ハッピーだったのかも。全然モテなかったけど。

とりあえず、ラグビー部・山田(仮称)・頭悪はしさん、グッジョブ。