2008年8月12日火曜日

ビジネスモデル特許 by TFK

月イチ更新クリア!

チョト前に特許を取れる範囲が拡大になって、技術上の発明だけでなく「○○を△△して××の様にサービス提供する」って感じの一連のプロシージャーそのものを特許化する事が出来る様になったんでしたよね。「ビジネスモデル特許」っつう事で。

先日、昨今、各所で猛威を振るっている、詐欺の電話勧誘がありまして、その対応にあまりにも腹が立ったので対抗策を考えてみました。

詐欺モノって結構いろいろあります。
 ・人を偽る「オレオレ」系
 ・仕組で騙す「会員になったら割引」系
 ・被害者を加害者側に引き込む「ネズミ」講系
 ・価格に対して質を誤魔化す「高級布団」系
 ・架空の既得権で釣る「士商法」系
 ・購入理由の無い高齢者に対する「リフォーム」系
 ・業界ぐるみで詐欺野郎ばかりの「先物」系
 ・・・・

これら凶悪な詐欺野郎共は、摘発時の警察の甘さ/処罰時の司法の甘さを良いことに逃げ切り、或いは再犯を繰り返します。そこで絶対に「逃げ得」にならない様な対策を考えてみました。
映画「アンタッチャブル」で鮮やかに描かれた如く、狡猾な悪者がなかなか証拠を残さない事への対抗策として、殺人などの直接的な糾弾ではなく「脱税」からアル=カポネを追い詰めて行くって、アノ手の応用はどうでしょう?ヅラを取ったショーン=コネリーもカッコ良かったですが、チャールズ=マーチン=スミス、カッコ良かったですねぇ。とてもアメグラの屁たれメンバー役(最後はベトナムで死んぢゃうのがグッと来る)と同一人物とは思えん。

具体的には、
 ①遠隔地にすむ若者の親族が居そうな高齢の名簿を入手する
 ②親元に電話する
 ③名乗らずに「オレオレ」と言って「あ、○○ちゃん?」を言わせる
 ④○○ちゃんに成りすまし、急遽送金が必要である作り話をする
 ⑤指定講座に振り込ませる
ってな感じで、手順をビジネスモデル特許として警察が登録するんです。

そうしておいて口座への入金の側から調査し、特許料を取り立てるんです。この取立てた分を被害者に返すの。

犯罪性を立証する手間や証拠固めよりも、民事の手続きによってスピーディーに詐欺業者から被害額を回収する事を優先し、それを被害者に還元するって手段になりませんかねぇ。PFIかなんかの枠組みで。

政府の援助と寄付とで運営NPOを組織して、警察の持つ特許使用をそこへ委託して、捜査のプロである警察OB/規制のプロである役所OB/取立てのプロである某国営放送OBを採用して・・・・。こんな組織で仕事をして、それで不当な給料や退職金を貰わないんなら、天下りしても全然許せますね。

腹立ちまぎれに書いてしまいましたが、とりあえず、チャールズ=マーチン=スミス、グッジョブ。