2008年12月10日水曜日

説明力 by TFK

お久しぶりの月イチ更新です。

法律用語って判り難いですよね。だから、弁護士の資格を持ち、裁判と言う閉じられた世界でのみ通じる魔法の言葉を使い、閉じられた世界の外の住人が必要とする行動・発言を代行する人、彼らの仕事は特殊技能と言えます。それで「代行」業務に対して報酬を得る事が出来ます。裁判だと「閉じられ」ている度合いが大きいですが、契約になると性質は同じでチョト垣根が低いですね。


帳簿(会計)と言う、これまた非常に閉じられた世界の言葉と約束事を振りかざし、理解不可能だがその世界に関わる仕事をしなければならない人々の行動を「代行」する人は「会計士」って事になっていて、やっぱり金を取りますね。
話が税金/税理士になると、あえて外の人には解らない様な魔法の言葉や約束事を設け、その結果として「代行」する事をビジネス化している様にさえ見えます。

会社で「経理部」「財務部」って名前の部署の方は、資格こそ必須でないものの、「代行」が確立した仕事として認定されています。特別に(給料以外の)報酬を得る事はありませんが、業務遂行上、魔法の言葉(+その裏にある法律の縛り)を使って、スケジュール他の事情を他の部門に対して押し通す傾向にありますね。

書いていて、伊丹十三監督「ミンボーの女」の中で、ミンボー=民事介入暴力=近代ヤクザの収入源として払った「目こぼし料」を、舞台であるホテルの経理課の担当者が「こんなの落ちる訳ないでしょ!」と突っぱねるシーンを思い出しました。伝票持ってきたフロント責任者がブチ切れて、「じゃあお前がヤクザ対応やれ!!!」って、本当に担当にされちゃうの。


コンピューターの分野でも魔法の言葉は横行しています。今では普通に使っていますが、会社入った頃は、
 「データとファイルって違うんですか?」とか、
 「じゃあ、プログラムとファイルってのは違うんですか?」とか、
 「フィールドってレイアウトの事ですよね?あっ、ディスクなのか!」とか、
連発してました。

このレベルだと「え~っ、解らんのはお前だけぢゃ!」と言われそうですが、中学から高校に上がった最初の数学の教科書を眺めてみた時の事を思い出して下さいよ。
 対数のところで出て来る「log」とか、
 積分で出て来る「∫」とか、
 数列で出て来る「∑」とか。
意味どころか読めもしない。あっ、数列は大学からしか登場しないのか?ゆとり世代以降の方スマソ。こんなところからも年がバレてしまいますが、かまわないので書きますけど(んっ?どこかで聞いた様な・・・)。


コンピューター分野って、解らんながらも(壊してしまわないかドキドキしながらも)PCは使えているので、しかも何となく支障なく役に立っている様に見えるのでまだ近付ける気がします。気がしてるだけかも。でも純粋な技術分野だとどうなんでしょう?「そこの制御は○○チップで××判定していて、結果としては△△反応でなければならないから・・・・」って、判る!?

あっ、医者ってのもそうだ!考え始めるとキリが無いですね。ソムリエのウンチク(ゴタクか?)とか、マーケティング会社の人の報告書とか。でもTFKは何故か、電器屋さんのフロアに立っていて「機能や価格やサービス内容からメンテナンス性まで比較しながら説明してくれる人」に対して同じ様な思いをした事は無いです。彼らは解る様に説明する事自体が仕事(販売・営業)だからですね。


「分業」そのものが悪い訳ぢゃないし、何事も万人に理解出来なくてはならんと主張する気はありません。だけど、税金とかコンピューターの辺りって、何か解りにくいコトになっちゃった理由がスゴく怪しい。代替可能な人を制限すれば「金になる」仕事を仲間内で占める事が出来るってな風に、邪悪な意図を感じてしまうのはTFKだけですかね。


コンピューターに関わる仕事になって説明側に廻った結果、自分が感じていたイライラを相手に感じさせない様に、と頑張って来たつもりですが、中々上手く行かんですな。メンタルヘルスケアが必要な時かも。

(事実関係は無視した上で)俺、グッジョブ!

2008年11月7日金曜日

大阪弁と言えば… by 日向

自分、真っ先に思い出すのがシステム会社にいた頃の話なのですが。
当時バブルもはじけて、世間では失業、倒産、ホームレス中学生が増えた
頃でした。
自分が働いていた会社は、本社が東京・御茶ノ水だったのですが、名古屋
と大阪に営業所をもっていまして、その名古屋と大阪の営業所ではだいぶ
仕事が無くなり、本社に応援という形で、数十人が来てまして。
っで、その時大阪から来た女の子でちょっと森高千里似でおっとりした感じ
の入社1年目の子がいて、森高千里似だからと言っても森高千里ではない
ので、別段気にも掛けていなかったのですが、ある時、その子が同じく大阪
から来ていた同期の女子と話をしている時に、『・・・、ほんでな・・・』という
言葉を耳にしました。

衝撃でした。

スティーブン・セガールで言えば、“電撃”です。
お笑いの世界で言えば、“笑劇”です。
オペラは“歌劇”です。
70を過ぎても激しい格好をしているのは、下田“景樹”です。

今風に言えば、“萌え~~~!!ギザカワユス。”でした。
本日は特に落ちはありません。
数多の関東人にとってはきっと“ほんでな・・・”はどこか人にすがるようで、
男の心をむぎゅっ!と鷲掴みにして、大阪の女子の言葉はカワユスと言
いたかっただけでした。(*^_^*)

2008年11月6日木曜日

自分 by TFK

息子が自分のことを「俺」と称する年頃になって来ました。

TFKとしてはチョト違和感があるんですが、「オレ」の「オ」にアクセントがあるんですよ。「レ」の方ぢゃなかったっけ?出身地で違うのかな。知ってる方います?コメント書けないけど。

TFK自身は最近「俺」率が下がって「私」か「ワシ」。あ「ワシ」は昔からか。


書いてて思った事があります。自分を主語にする時に「自分は」って言うのは自衛隊(軍隊か軍隊的な組織は全部そうなのかな?)の方々だけですかね。

大阪の方々は話をしている相手を指して「自分、○○やろ」と言います。いや、関西圏は全部そうなんだろうか?チョト詳しくないので、正確なところは判りませんが。あっ、今判明!同僚で後ろに座っているワッキー(仮称)さんは和歌山のご出身なんですが、やっぱり「相手=自分」だって。

そこで、シチュエーションとして、

 ①大阪出身の日本人とガーナ人のハーフ(今風に言うとダブルですか)で、
 ②生まれてから成人するまで大阪で育った「Gibben」さんって人が、
 ③就職先として自衛隊に入った初期の頃に、
 ④先輩と、同期入隊の同僚との3人で話している

ってな条件が重なったら、

「ジブンハ『ジブン』ッテイイマス、オオサカデス。ヨロシク。ホンデ、ジブンハドコナン?」

とか言うんでしょうか?

年齢と共に駄洒落が好きになって行く自分が、何となぁ~く、こ~わ~い~(@哀愁のシンフォニー by キャンディーズ)。

ワッキー(仮称)さん、情報ありがとうございます。 自分、グッジョブ! ってどっち?

2008年10月31日金曜日

役に立つ技術って? by TFK

お久しぶりです。滑り込みの月イチ更新です。BLOGでありながら、月イチという低目標運営でやっております。

人気BLOGの多くは、いや、そもそもBLOGってモノは、仮にも「ログ」ですからね、タイムリーな事・最近話題の事がテーマになるんだと思うんですよ。
  「○○さん、結婚しちゃいましたねぇ、ファンだったのに」とか、
  「年金問題って・・・」とか、
  「今さら給油継続してどうする」とか、
個人的な話題なら、
  「最近△△がマイブームです」とか、
  「今日のお昼ご飯です(写真)・・・」とか。

お昼ご飯に関してはさすがに「面白いのか?」と言う気もしますが、ログという立ち位置としてはアリなのかと。って言うかそっちが本質なのかと。マイブームモノや他人おいてけ堀テーマなら書けますが/書いてますが、力は抜けてませんね。こんな感じの(力の抜けた)書き方が一切出来ないTFKとしては、逆にそれが出来る人が羨ましいです。

今後の話の展開上、「いや、これで力はいってんの?」というご意見は無視させて下さい。


ここでやっと(世間並みBLOG風の話題選びで)本題。

たらい廻しにあって亡くなった妊婦さんがおられましたね。ご冥福をお祈り致します。これを解決する方法を考えてみました。不謹慎な話になりそうなので先に謝っときましょう。スマソ。

救急車から病院へ受け入れ要請する時に、会議電話状態で今救急車がいる場所から「渋滞情報加味して○○分以内)」の条件の病院全部と同時に話すっていうのどうでしょう。救急車搭載のPCで位置見ながら(顔見ながらでも良いな)交渉するの。

大体、断る理由の軽重で判断する事は大事だと思う。
  「急患だらけで全く余裕なし」なのか、
  「今から担当医呼ぶと結局遅い」のか、
  「電話に出た看護師さんの判断では正直判らん」のか。

順番に電話すると、最初の病院が候補に再浮上するんだけど時間の問題でアウト、とかありそうぢゃないですか。字面にするととても不謹慎なのは承知の上ですが、
  「お前んとこ、この前断ったけど、××先生飲んでただけだったじゃん!」とか、
  「ホント、マジで御免。△△症って俺解らんのよ」とか、
  「今日だけはウチ居ないと嫁はんに殺されんのよ、マヂで」とか、
  「俺、責任持って□□病院の@@先生紹介するから。あの人この病気強いから」とか、重要と言えば重要。

可能性高そうな病院の方向へ救急車進んで行くと、同じ距離の同心円がPC上で動いて行き、少し位置がズレたところでワンクリックしたら、さっきの同時電話を再度掛けて、電話掛かった病院+救急車で再検討、って感じではどうですかね?空きベッド数や待機医師数(種類)みたいな病院情報をPopUpで出したりして。「お前んとこ空いとるやんけ」とか。

それでもって病院情報も、全ベッド数&医者数みたいなフル受け入れ可能がデフォルト情報のDBにしておいて、都度埋まった=対応不可能量を登録しないと、データだけの判断で「受け入れOK」にさせられてしまう、て事になってれば真面目にデータ更新するだろうし。

人間、必要に迫られると色んな知恵が沸くもので、全許容量を「Occupied」にするズル賢い病院も出てきそうですね。それの対策に、ベッドに患者さんが寝ているかベッドを離れているか、で空きを判断する仕様にしてしまうんです。昼間なら治療や用事で、夜間ならトイレで起きている「率」を掛け算した情報が出たりすると良いかも。

要するにこんな仕掛けの情報を見て、人間の判断(+短時間での的確さ補助機能)と、交渉(+言い訳しづらい共有情報)の両面からアプローチするのって、技術が/技術者が「役に立ってる」感が高いと思うなぁ。
人間の判断が優先だと言うところがミソで、機械が得意とする分野を「感情や意見に流されず、ありのままの情報を公平に提示する」ってポイントに置くと解り易いんぢゃないかと。アンチ機械万能派(そんな派があるのか知りませんが)の、「そんな情報だけで判断して○○のケースになんかなったらどうする!?」ってツッコミもされにくくなる様な気がする・・・・。


内容真面目なつもりだったんだけど、やっぱり不謹慎感満載ですね。いや真面目なんすよ、ホント・・・。

2008年9月19日金曜日

飲み代の精算 by TFK

先日、会社の人と飲みに行きました。仕事で外へ出た帰りだったんですが、業務によって偶然同行する事になったメンバーながら結構楽しく過ごす事が出来て、大変満足しました。仕事の方はと言うと、折角出かけたんですが不発、って言うより収穫皆無状態でした。

その日の飲代は、とりあえずTFKが立て替えていた(らしい、常に泥酔するんですよねぇ)んですが、翌日の精算では「伝統ある○○大学ラグビー部方式(※)」に従って精算する事にしました。内容書くと経歴なぞがバレてしまうかも知れませんが、別に構わないので書きますが、結構楽しい方式に仕上がっています。

※ラグビー部方式とは・・・・

飲みに行った時の会計総額の内、

   万の位をその場に居る4年生がワリカン
   千の位をその場に居る3年生がワリカン
   百の位をその場に居る2年生がワリカン
   十の位以下をその場に居る1年生がワリカン

で払う、というものです。参加数と金額によっては3年生の方が多く払う事も。似た様な運用の学校、クラブってあるんぢゃないかと思う。

人数を見て「ヤバイ」と思った人は同期の友人に電話を掛け、「今、□□□の◎◎屋で呑んでるんだけど出て来ない?いや、今、俺と田中(仮称)だけ。じゃあ待ってるから。」などと騙して同学年の者を呼び出し、会計を有利に進めると言う攻防が行われていたとの由。

皆さんいかがですか?結構良い感じでしょ?

大体、学生時代の先輩後輩なんて1歳づつしか違わないのに、先輩は何故か威張る/何故かオゴる、後輩側からすると何故か従う/何故かオゴられますね。競技スポーツのクラブだったりすると、1年生で激ウマ=即レギュラーみたいな場合もあるんでしょうが、それでも先輩はオゴりますね。何故か、無理にバイトしてでも。

そう考えると、字面にしたら理不尽だけど何故か居心地が良いのは、メンバーの関係性が良好だからぢゃないでしょうか?前にも書きましたが、先輩の「タカハシさん」をつかまえて、後輩が「頭悪はしさん」と呼べる様な関係だったんです。私が居たクラブは(TFKは頭悪はしさんを直接存じませんが)。なんか、ラグビー部精算方式の「受け入れられる理不尽さ」と共通の匂いがする気がします。

社会人になってから(自分を4年生扱いで)ラグビー部方式使ったのは、冒頭に書いた通り、暑い中結構長い距離異動して収穫ゼロだったからで、「いや申し訳ない」の気持ちを込めての事でした。別にラグビー部ぢゃなかったけど。


この話を書いていて思い出した事があります。

わが部の、我々より1年下には部員が少なく、「大事にしなきゃ」の思いから結構酒を飲みに誘ったモンでした。1名底なし(仮に山田君って事にしときましょうか)が居て、残り3人はビール一杯で蝋人形、みたいな感じでした。この山田(仮称)君を練習後に酒に誘った時の事。さして大事ではないながら用事があったらしく、「何かあるならどっちでもいいゾ」って事を言ったら、そのときの山田(仮称)の返事が、

  「いや、行きます。どうせタダですから。」

文字にしたら極めて不遜な後輩ですが、不思議とその時は怒る気は無く、「こんな事言いやがったんですよ」ってな話を、自分から見た先輩達に披露するネタが出来た位に思いましたね。文字で読んでる方はそう感じないでしょうが(当たり前だ!)、本当にそうだったんです。

んで、現在、山田(仮称)君も高給取りの社会人ですから、飲みに行く事があってもオゴりはしませんけれども、2次会カラオケだったりすると「山田(仮称)、○○○○唄え~!!」で、「はいっ!行きまぁ~す!」みたいな関係ではあるんです。勿論、先輩が来たら「TFK(ココ、実際は苗字ですね)の△△△△が聞きたいなぁ」が出て、これまた嬉々として唄う、って自分が居ります。


実はTFKは、学生時代、結構ハッピーだったのかも。全然モテなかったけど。

とりあえず、ラグビー部・山田(仮称)・頭悪はしさん、グッジョブ。

2008年8月12日火曜日

ビジネスモデル特許 by TFK

月イチ更新クリア!

チョト前に特許を取れる範囲が拡大になって、技術上の発明だけでなく「○○を△△して××の様にサービス提供する」って感じの一連のプロシージャーそのものを特許化する事が出来る様になったんでしたよね。「ビジネスモデル特許」っつう事で。

先日、昨今、各所で猛威を振るっている、詐欺の電話勧誘がありまして、その対応にあまりにも腹が立ったので対抗策を考えてみました。

詐欺モノって結構いろいろあります。
 ・人を偽る「オレオレ」系
 ・仕組で騙す「会員になったら割引」系
 ・被害者を加害者側に引き込む「ネズミ」講系
 ・価格に対して質を誤魔化す「高級布団」系
 ・架空の既得権で釣る「士商法」系
 ・購入理由の無い高齢者に対する「リフォーム」系
 ・業界ぐるみで詐欺野郎ばかりの「先物」系
 ・・・・

これら凶悪な詐欺野郎共は、摘発時の警察の甘さ/処罰時の司法の甘さを良いことに逃げ切り、或いは再犯を繰り返します。そこで絶対に「逃げ得」にならない様な対策を考えてみました。
映画「アンタッチャブル」で鮮やかに描かれた如く、狡猾な悪者がなかなか証拠を残さない事への対抗策として、殺人などの直接的な糾弾ではなく「脱税」からアル=カポネを追い詰めて行くって、アノ手の応用はどうでしょう?ヅラを取ったショーン=コネリーもカッコ良かったですが、チャールズ=マーチン=スミス、カッコ良かったですねぇ。とてもアメグラの屁たれメンバー役(最後はベトナムで死んぢゃうのがグッと来る)と同一人物とは思えん。

具体的には、
 ①遠隔地にすむ若者の親族が居そうな高齢の名簿を入手する
 ②親元に電話する
 ③名乗らずに「オレオレ」と言って「あ、○○ちゃん?」を言わせる
 ④○○ちゃんに成りすまし、急遽送金が必要である作り話をする
 ⑤指定講座に振り込ませる
ってな感じで、手順をビジネスモデル特許として警察が登録するんです。

そうしておいて口座への入金の側から調査し、特許料を取り立てるんです。この取立てた分を被害者に返すの。

犯罪性を立証する手間や証拠固めよりも、民事の手続きによってスピーディーに詐欺業者から被害額を回収する事を優先し、それを被害者に還元するって手段になりませんかねぇ。PFIかなんかの枠組みで。

政府の援助と寄付とで運営NPOを組織して、警察の持つ特許使用をそこへ委託して、捜査のプロである警察OB/規制のプロである役所OB/取立てのプロである某国営放送OBを採用して・・・・。こんな組織で仕事をして、それで不当な給料や退職金を貰わないんなら、天下りしても全然許せますね。

腹立ちまぎれに書いてしまいましたが、とりあえず、チャールズ=マーチン=スミス、グッジョブ。

2008年7月17日木曜日

弾っぽい名前 by 日向

“だん”を名前と考えると、結構いますよね。
ウルトラセブンの諸星ダン、演歌歌手の段田男、指揮棒振ってたダン池田、女優の檀ふみ/檀れい(おいら、タイプです)、芸人のダンカン、漫画家(?)の車だん吉、などなど。

しか!~し、山田(仮称)だんのこの“だん”は実は名前ではないのです。TFKさん。
“弾”の“だん”なのです。だんな。

ダメダメ業者と戦っていますよね!?
TFKさん然り、山田(仮称)さん然り、森塚(仮称)さん然り、いずれもダメダメ業者にとっては、弾のような存在なのです。
隙ばかりの奴等をいつも3人でやり込めてますよね!?
っていうか、普通に話してるのに、彼らにはやり込められてる感があり、日頃から「なんだよ、弾みたいな人たちだなぁ…。」という感想を持っているところへ持ってきて、つい「山田(仮称)だん」になってしまったのです。

元来サラリーマンは、いや人は皆弾のようなものです。
地球誕生45億年からすれば人の一生など、弾が飛んだかのような一瞬です。
人はそれを光陰弾のごとしなどと表現したりするではありませんか。
また、任侠の世界では鉄砲弾なんて言葉もありますし、男性の場合は特にその辺に合致します。
すみません下ネタです。

なので、実は「山田(仮称)弾」が正解なのです。

“山田弾”。う~ん、破壊力凄そうじゃないですか。
“TFK弾”。う~ん、細菌兵器みたいじゃないですか。
“森塚弾”。う~ん、どこか特定の古墳にだけ発生する蝉みたいじゃないですか。

おあとがよろしいぃようで。

ちなみに、当ブログのカウンターやアクセス数/ランキングなどの方法はまだ不明です。
鋭意調査いたします。

2008年7月9日水曜日

ヒーローっぽい名前 by TFK

今、ダメダメ業者のヘボ仕事のせいで、TFKと一緒に大ハマりしている人がいます。
仮に山田さんって事にしときましょうか。

ある時、同じプロジェクトの別の方が仕事でメール打つ際に、キーボードで「S」と隣の「D」を間違った結果、宛名の「山田さん」が「山田だん」になった事がありました。最初は、CCでもらった私は勿論、発信したその人も気付かなかったんですよ。
そしたら、山田さんからの返信メールが、

 山田だん です。

  ・・・・ 中略 ・・・・・

 では宜しくお願いします。

みたいになってたんです。

「山田だん」って何の事だろう、って思って結構長時間考えたけど解らなくて、ふと元のメール見たら「山田だん」になってるぢゃないですか。ご本人が、名乗るところだけ冗談で返して来たのでした。だって他のところ全部、普通の仕事メールだったんだもん。そりゃ気付かんよ。
そこでTFKはこう返してみました。

 何か「山田だん」って言うと、スエード風で胸と袖にフリンジの付いた
 ベージュの上着を着て、それより微妙に色の薄いズボンを穿いた、
 眉毛の濃い兄ちゃんが、

  「オノレ~、悪の手先○○○○(ここ、ヘボ業者の名前ですね)めっ! 
  この山田ダンが許さあぁぁんっ!!!」

 って叫んでいる感じしませんか?
 勿論ズボンは裾広め、ベルトは極太で。私だけですかね。


皆さんいかがですか?「ダン」ってやっぱりヒーロー系ぢゃない?ウルトラセブンの影響大きいのかな?仕事をしろと。


また、この山田(仮称)だんは、下の名前が「達」さんっていいます。それで考えた事があります。

私の故郷の近く、炭鉱のあった筑豊から北九州近辺の人々は、「俺達」の意味で「オレダン」或いは「オレンダン」と云います。「達」が「ダン」に変化している訳ですね。そう考えると「山田達」=「山田だん」説は、偶然にしてもかなり説得力アリですね。いや私だけですね。

因みに、地域が南西側へ移動するにつれ「オレダン」は「オイダン」「オイドン」と変化します。アクセントも「オ」から「ダ」へ移ります。TVや映画で自らを指して「オォイドンはぁあ、○○でごわあぁ~すっ」って言っている鹿児島の人、って設定を見る事がありますが、北部九州では「オイドン」は自分ではなく、自分達なんです。

高校へ進学した時、同級生の集合が、それまでの「100%ローカル」から若干範囲を広げて、「県内一円から」位の広がりをした時に初めて聞いて、目からウロコが5万枚落ちた覚えがあります。それまではTFKの脳内も「オイドン=薩摩」でしたからね。

あの頃は楽しかった~。ダメ業者の事を思い出すと落ち込みそうなので、たまには自分で自分を褒めておこう。

俺、グッジョブ。

2008年7月7日月曜日

オリジナルとコピー⑥競作 by TFK

またまた、オリ/コピ第6弾です。しつこい?

競作って音楽の事が多いですね。同時期に複数で唄う/演奏する事を前提にしてます。同時に出すから、オリジナル/コピーの関係にならないって事も多いです。作詞・作曲した本人が歌手を差し置いて自分で歌う時なんかでしょうか。この場合、ヴォーカリストとしての実力や声のマッチ度も関係するので、TFK基準だとバラけちゃいます。

どちらも大して好きじぢゃないとも言えますが、南佳孝「モンローウォーク」の方が郷ひろみ「セクシーユー」より○。

別に上手い下手ではなく、2人とも十分上手なのは解っているんですが、「シクラメンのかほり」は、なぜか小椋圭<布施明。

 >ココで「なぜか」に続けて「パラソルにつかまり」まで打ってから気付きました。違うって。キャンディーズファンでない方、スマソ。

度々書いて恐縮ですが、キャンディーズの激ファンであるTFKでも、「やさしい悪魔」は吉田拓郎の方がチョトだけ良いな。シングルで出ているかどうか知らないんですが、毎度お世話になっているYouTubeには出てましたね。それが凄くいいの。

何かこのところ、更新頻度が改善してますが、どうした、俺?まぁ、何となく前から思っていた事が吐き出せてチョト落ち着きました。

偉そうですが、拓郎、グッジョブ。

2008年7月2日水曜日

オリジナルとコピー⑤リメイク by TFK

リメイクもコピーの一種ですかね。映画版のカバー(トリビュートかな?)って事ですね。

TFK的に、オリ/コピ逆転の典型例を思い出しました。

黒澤明「七人の侍」より「荒野の七人」の方が好きなんです。コアな映画ファンの方々には許せん向きもおられましょうが、オライリー最高!久蔵は確かに激シブですがブリットの方が更にクール。突然、役名で書いても好きな人以外は判らんですね。スマソ。
TFKは観ていないので比較は出来ませんが、今流行のモノなら「隠し砦」とかに関しては、皆さんイロイロとご意見あるんでしょうね。オズの魔法使いとか伊豆の踊り子とかは、リメイクの回数も多いみたいですから、オリ/コピどちらがぢゃなくて順位が付きそうな勢いです。

それはそうと、日向さん、今書いてますね。一覧で見たら「あっ今書いてる」って、メンバー2人だけなのにとても偶然。何か良い事あるでしょう。人事異動とか。

2008年7月1日火曜日

オリジナルとコピー④カバー by TFK

おっ、早くも今月は、月イチ更新のノルマ達成ぢゃないですか。目標低っ。

カバーだったら結構ありますね。ん?カバーって音楽の時だけですよね?「カバー映画」とか「カバー小説」ってあんまり聞かないし・・・・。自分で切り出しといてチョト不安になっちゃいました。

音楽の場合は、ネタが作者不詳の民謡とかだったりすると、オリジナルは出したモン勝ちって事なんでしょうかね?TFKの場合、オリ/コピで差があるのはコチラ。差があるっつっても、そもそも曲が大好きなんですけどね。個人的にどれがオリジナルか知らないのも多いんですが、どうですか、皆さん、TFKの高評価判定は、オリジナルにHitしてます?

「Please Mr. Postman」:高名なところではBeatlesやCarpentersが唄っていますが、一番好きなのはMarvelettesです。他にも沢ぁ~山あるんでしょうね。あっ、良く見たら、「たぁ~くさん」ぢゃなくて「たくぁ~さん」になってしもうとる!

「Chantilly Lace」:多分オリジナルはBig Bopperだと思うんですが、Jerry Lee Lewisのピアノ弾き語り、って言うか叩き語りが好きです。

「Under the Boardwalk」:Driftersがオリジナルだと思ってますが、合ってます?一番好きなのはBoppers。オリジナルぢゃない臭をプンプンさせながら、でも格好良い~!!!ついでに言えば、楽譜通りの勝負なら大して上手くもねぇ。アマチュアでもめちゃくちゃ上手い人いますよね。でも一番好きです。

ん~。我ながら偏っとりますな。

あっ、もう一つ。「君が代」は本家国歌モノよりタイマーズの勝ち。ま、曲自体は陰鬱で大して好きぢゃないけど。清志郎、グッジョブ。

2008年6月30日月曜日

オリジナルとコピー③パクリ by TFK

何か思い出したので、オリジナルとコピー第3弾です。 パクリってやっぱりダメですよねぇ。

対象が芸術作品の場合だと、直接的な害はあまり無いと思うんです。パクった本人が笑われるだけで。これが会社の仕事や企画書、学者の研究成果だったりすると途端に邪悪になりますね。2時間ドラマにおける殺意の源泉になったりします。

あ、芸術作品でも、師匠・弟子の関係で師匠側がそっくり「イタダキ」ってな場合は、やっぱり殺意を催します。権威という隠れ蓑が師匠側に味方して、パクった事実を陰謀によって社会的に逆転させたり出来ますよね。
それでもって10時38分頃になると「俺の、俺の作品を、あいつは自分のものの様に発表しやがったんだぁああ」って、海岸の崖の手前で両膝ついて叫びますね。名取裕子の前で。

高橋長英、グッジョブ。(勝手に配役してしまいました。高橋さんスマソ、知り合いぢゃないけど。)

2008年6月23日月曜日

オリジナルとコピー②ニセ者 by TFK

何か思い出したので、オリジナルとコピー第2弾です。

最初に書いた「贋作」は、いわば「ニセ物」ですが、人間だと「ニセ者」になりますか。次のお話は、誰かのエッセイ(コラムだったかな?)で読みました。遠い昔で誰が書いたんだったか覚えとらん。

その昔、人気コメディアンの榎本健一と見せかけて、「エノケソ来る!」って看板を作り、チケットを売ってステージを演ってた「エノケソ(えのけそ)」って人が本当におられたそうです。テレビ等の映像/画像を、均一に届ける仕掛けが普及していなかった頃の事で、しかも特定の地方では、本家エノケンより面白いと、人気があったんだそうな。

何か「ニセ者怪しからん」感が薄いと思いません?オリジナル超えの例なのかなぁと。 エノケソ、グッジョブ。

オリジナルとコピー①贋作 by TFK

例によって月イチ更新です。
フト思った事があったんですが、オリジナルとコピーだったら、常にオリジナルの方が偉いですかね、皆さん、どう思われます?結論出す前に、いや、結論だす必要無いんですが、そもそもコピーって何?を考えてみたんです。

贋作って、明らかにオリジナルに価値がある事を意識してますね。対象が紙幣だったら存在自体が悪、でも同じものを美術工芸の技術として見ると結構な価値ですよね。対象が美術品だったらやっぱり存在自体が悪、でも作者が後々本家よりずっと高名になった人で、作成時点でも、スゴい技術だったりすると価値が逆転したりしますよね。

ね。どっちが偉いんだろう。他にも何かありそうですよね。どっちがコピー?とか、どっちが○でどっちが×とか判断し難い組み合わせが。近藤真彦と新田純一とか。

よく解らんが、マッチ、グッジョブ。

2008年5月5日月曜日

深読みキャンディーズ⑰微笑みがえし by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

17曲目:微笑みがえし

実際の別れです。象徴的に「春一番が」で始まります。春一番と言えば、学生時代の純粋な恋愛からひと区切り付いた後のスタート時点ですね。今までのオタオヤヂ妄想に従うなら、そのときからの一人だけの彼。哀愁のシンフォニー(=冬でしょう)の時から同棲始めて4ヶ月あまり。「お引っ越しのお祝い返しも済まないうちにまたですね」なんで1年4ヶ月ぢゃないな。別れるキッカケは、わなの時に気持ちを疑い始めた僅かなすれ違いだっただけに、好きで別れる心情に溢れてます。
いやぁ、以前のTFKには「好きで別れる」は判らなかったですね。彼女はこの段階になってやっと、彼も好きで居てくれたんだって事が判ったと。それを「タンスの陰で心細げに迷子になったハートのエースが出てきましたよ」が過不足なく語っています。阿木燿子グッジョブ。
「何年たっても年下の人」は、曲としての年下の男の子ぢゃなくて、偶然この彼氏が年下って事ですね。曲のギミックとしては良いんですが、意味までシンクロし切ってない感じです。逆に「やさしい悪魔と住みなれた部屋」は彼=やさしい悪魔も一致してます。

実際の解散劇と、悲しいではなく寂しい歌詞とマッチした曲調、春先のスタート感(この場合再スタートか)とが全部合わさった感じは、いつ聞いてもキュンっとなっちゃいます。ん~キモオタオヤヂだな。脳内では、何だか、ラン・スー・ミキちゃん外見の、勿論歌手でない普通の女性が、歌詞の通りの人生(事象は恋愛に限られてますが逆にそこが良いのかも)を送っていて、妄想中のその女性と自分自身が時間の経過をリアルに辿っている様な世界が展開されています。今までの曲名が全部入ってて・・・のギミックだけでなく、人気の本質(TFKが妄想しているだけですが)を表した最後の曲としてピッタリです。

繰り返しときましょう。阿木燿子グッジョブ。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4203
これでおしまいです。妄想にお付き合い頂きました方、有難うございました。

深読みキャンディーズ⑯わな by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

16曲目:わな

別れの場面です。ハッキリと言ってないですが、彼女の方が浮気したかの様な展開で、「スカートの裾ひるがえして帰ってくればいいさ」って言われてます。でも「花の名教えて」くれて「紅茶をいれて」くれて「タマネギむいても」くれるって言ってるんですよ。彼女がこの彼のことを。何で浮気せにゃならんの。しかも「あいつはしくじった」って。

リアルタイムでは年齢的にムリでだったですが、オッサンとなった後でもモテ暦皆無のTFKには、どういう事だか解りませんでした。最近やっと解って来たのは、真っ直ぐ/真面目系の女性で情の深いタイプで、しかも心情表現が下手だったりすると、彼や夫の気持ちを確かめる為に気持ちとは逆の酷い事を言う、エスカレートすると浮気する、なんて人が実際に居ると判ってからですね。
完全な浮気だったのか、食事と酒までだったのか判然としませんが、詳細を追及せず優しく許してくれる彼の、そのワタシに対するこだわりの無さ具合が、決定的に心が離れるキッカケになったって事ですよね。そうぢゃないんだけどなぁ、男って。え?最初から判ってた?俺だけ?まぁこの辺は「非モテ系」の恋愛経験値低いオタオヤヂですからご勘弁頂くとして、双方ともに「何で判ってくれないの」を繰り返した結果「あたしもしくじっ」てしまいます。妄想ファンとしては悲しいけどとてもリアル。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=5022
次は、17曲目:微笑みがえし です。最後です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑮アン・ドゥ・トロワ by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

15曲目:アン・ドゥ・トロワ

1年弱のお付き合いの後に同棲始めたんでしょうか、それとも結婚を前提にって事の合意が出来たんでしょうか。親御さんに挨拶って実在のステップを経た感じぢゃないんですよね。自分の中のハードルをクリアしたイメージです。自分の中にあるスキスキ実績を具体的な手続き/手続きへのエネルギーへ変換する場面で、決心のチェックみたいな感じです。「人は誰でも一度だけすべてを燃やす夜が来る」ですからね。
今の彼とこの時初エッチってのもアリかも知れませんが、それはチョト現在のオヤヂ目線の希望入り過ぎ。勝手に4年制大卒と仮定すると24歳ですから、いくら30年前でもネ。まぁそのポイントに関しては置いといても、形の問題よりも心の問題を優先して整理する性格みたいなものが見えます。

真面目<真っ直ぐのイメージ。

彼の胸に左頬をくっつけて「今日からはあなたと二人」だけど「今がその時もう戻れない」ですから。いや別に絶対左でなくても良いんですがね。この場面は絶対スーちゃん。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=431
次は、16曲目:わな です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑭暑中お見舞い申し上げます by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

14曲目:暑中お見舞い申し上げます

まだ全部終わってませんが、深読みって言いながら、歌詞をなぞって自分の妄想光景に無理に合わせてる感じですね。期待して読んだ方スマソ。
この曲は、衣装や振り付けを含めてエンターテインメント性/サービス精神/戦略が色濃く出ていて、今まで書いてきた、作られてはいるけれども実像が存在するかの様なリアル感・身近感・親近感からは若干遠い感じがします。歌詞の中で完結した内容は、ファン妄想に訴える内容でとても良いんです。だって実際に会ってないとは言え、ラン・スー・ミキちゃんの姿の自分の恋人が、海でビキニで女友達と遊んでいて、しかも心の中では「はやくあなたに会いたくて」ですぜ。も~タマラン。チョト取り乱しました。

今回は、実像への近さを探る心象ではなく、状況に関する考察です。最初は、まだ学生で帰省中に地元の友達と海に行った時の話と思ってたんですが、これまでの勝手な展開からすると、今の話=ハート泥棒の彼とどっちなんでしょうね?会社入った後の話だとすれば、皆で交代で夏休み取って二人の休みがズレた分の2週間会えない期間の話なのかも。違う会社だったら休み期間自体がズレていてもう少し長く合えないだろうし、彼が大学院生だったりすると、彼の方が北海道とか九州の実家に帰省する様な事もあるのかも。昔の話ってのは無理がありますかね。題名だけでなく本当に暑中見舞い書いてるかと思ったので、学生なのかと思ったんですが、それは私が筆不精なだけで社会人でも書きますよね。普通に。この場を借りて不義理をしている友達各位にお詫びです。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=2586
次は、15曲目:アン・ドゥ・トロワ です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑬やさしい悪魔 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

13曲目:やさしい悪魔

以前からの、「自分が惚れて始まったんだけど、でも何か違う」式の恋愛遍歴の過程とは、少し異なる感じで恋が進んでますね。イケメンなんで前よりウットリ感3割増しって感じ。情景にしても、「レースのカーテン」は本当に部屋にあるんでしょうが、耳で聞いて脳内に浮かぶイメージは、気温高め・湿度低め・バルコニー開けっ放し・ベッド天蓋付きイメージですもんね。何てったって「バラ色ぶどう酒に花びら浮かべば」ですよ。あなたに夢中の時代とは大きく変わって、夜に彼が訪ねて来る場面です。衣装のセクシーさも手伝って、これはこれで等身大(直接的なリアル妄想に歩み寄って呉れている感じ)で良いですよね。当時のTFKにはチョト早過ぎでしたけどね。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4566
次は、14曲目:暑中お見舞い申し上げます です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑫哀愁のシンフォニー by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

12曲目:哀愁のシンフォニー

ハート泥棒の「気になるあいつ」と交際始める直前ですね。夏が来たの彼なのかどうかは判りませんねぇ。今までの彼氏はカッコ良かったとも書いてないし、ハートのエースが出てこないの彼はイケメンっぽい感じがするけど、TFK的に、恋は成就しなかったと勝手に決めちゃってますからね。「気になるあいつ」は結構カッコ良いのかも知れん。話が発散しない様に独断で、ハート泥棒の「気になるあいつ」はハートのエースが出てこないの彼と外見が似ていて、夏が来たの彼と同一人物って事にしましょうか。
場面は交際初期でグループで会社の軽井沢にある保養所に旅行に行った、ってイメージ(霧とか言うとすぐコレですからね、引き出し少ねぇ~俺)。呑みながらの雑談の中で、それまで何となくだった双方の好意がチョト判っちゃった感じでしょうかね。二人で抜け出して、勿論、期待でドキドキだった訳ですけれども、そこそこのイケメンに結構ストレートに告白られて(しかも熱い&暑い感じ)・・・。彼は旅行中だけでなく、普段から表面的には同行グループ内の同僚女性にも軽口きいたりしていて、最初は断られたのではないかと。彼女も、彼の行動だけでなく、自分の気持ちの上での割り切れなさ=結構メロメロなのに「なんだか趣味じゃないけど」を引き摺ってる心境で。
そこでこの暑めのイケメン、奮起して再度口説きます。今度はストレートだけども不器用に。真っ直ぐな性格の惚れっぽい主人公は、歌の中ではまだ最終的な返事はしませんが、勿論Yesです。この頃の歌詞の表現は、若年想定のストレート過ぎ→ひと呼吸置いて日記や手紙に書く体裁になっています。真っ直ぐ度にズギュンと来たオタオヤヂとしては寂しい様な、内面の成長が良く判る様な、複雑な心境です。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=50
次は、13曲目:やさしい悪魔 です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑪ハート泥棒 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

11曲目:ハート泥棒

彼女のこれまでの行動は、比較的真っ直ぐな性格であるが故に、若干惚れっぽい面ありましたよね。全部オタオヤヂの妄想なんですけれども。それから、この曲時点では既に学校卒業してますね。真面目なだけに、会社に入ってからあまり恋愛を視野に入れずに走って来た感じがします。夏が近づき(この辺は夏が来たの非モテ男と同時進行みたいなイメージ)、ふと気付くと今まであまり好きになった事にないタイプ(一見冴えないって事なのかな、でも今までの彼氏がカッコ良かったかっつーと、一言もそんな事言ってないんですよね)が気になり出します。大人になったのに自分からってのがチョト癪に触るから「なんだか趣味じゃないけど」って強がってると見ると、可愛いくてリアル。
オフィス=ラブ(古っ!)は公然とは出来ないし、「ミスターX」で「シー」で「秘密なの」なんで、気軽に社内の女友達に実際に語っている訳ではなさそうです。脳内で会社の親友を相手に、今の気持ちを語って確認していると読みましたが。この間が2ヶ月位でしょうか、1番では強がっていられますが2番ではもうメロメロですね。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=41023
次は、12曲目:哀愁のシンフォニー です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑩夏が来た by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

10曲目:夏が来た

深読み突入前に言っておきますと、TFKはこの曲が一番好きなんです。シングルでは唯一の男性目線の歌詞ですね。そこで考えてみました。コイツ誰でしょう。主人公(私の脳内ではミキちゃんの姿)の知り合いの中の誰かかな?その気にさせないでの時のオシャレな彼なのかも。彼女の方はまだ認識して呉れて無いけど、俺はいつも見てますってヤツかも知れませんね。字面にするとチョトキモい。
心象の言い回し(この曲も相手は自分自身ですね)から考えると、なかなか現代ではあり得ない感じのサワヤカ系です。今なら、いや当時でもチョト「ズレ目」の受け取られ方されかねない人ですね。ラケット持って、松○○造風。初夏の物理的サワヤカさにも後押しされて、何かイチイチ前向きなの。「君に電話かけるよ」のシミュレーションとして、何で電話したかって言うと・・・みたいな言い訳を堂々巡り的に考えている過程とも考えられますね。その線だと、表現技法は相当クサ目で???ですが、対カワイイ女性の場面でこんな行動様式になる事には結構共感出来ます。あっ、さてはコイツ、私と同じモテ暦皆無系だな。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=3391
次は、11曲目:ハート泥棒 です。お楽しみに。

2008年5月3日土曜日

深読みキャンディーズ⑨春一番 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

9曲目:春一番

「内気なあいつ」の彼と別れちゃいました。年末で、卒業を目の前にして結構忙しいところに重なって、かなり落ち込み気味だったわ~、って感じですかね。
話はそれますが、場面設定が現在なら絶対「だったよ~/だったんだよ~」ですよね。何時ごろから若い女性の話し言葉で「だったわ~」が現実味を失ったんでしたかね。まぁ31年前ですから、まだ「だったわ」でOKでしょう。

スミマセン、話を戻しましょう。少し長めに落ち込み期があったけど、季節も春っぽくなり、やっと気持ちに整理がついたって歌詞ですね。見るもの全て落ち込み原因だったのが、雪解け/芽吹き/暖かさといった情報の中の前向きメッセージを受け取れる様な心理状態になって来たって感じ。ただし、別れたからと言って、その気にさせないで/ハートのエースが出てこない、で登場したオシャレな彼へ自然に移行したんではなさそうです。そう順調に「好きになった人が現れたから、ハイッ次」みたいな女性ではないと信じたい、妄想オヤヂとしては。
「彼を誘ってみませんか」って言っていますが、本心からそんな気持ちなんぢゃなくて、無理に自分を鼓舞していると思うのが自然な様な・・・。容色にチョト疲れを残していても普段は気丈に輝く笑顔の、こんな場面なら、我らがミキちゃんがピッタリですよね。途中からスレ読んでいる方へお断りです。ミキ派なんです。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=3711
次は、10曲目:夏が来た です。お楽しみに。

2008年5月2日金曜日

深読みキャンディーズ⑧ハートのエースが出てこない by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

8曲目:ハートのエースが出てこない

内気な彼は期待に反して、食事や酒、お茶、当時だとボウリングなんかをハシゴした挙句に、何もしないで(キスはしてますがね)帰っちゃった/帰されちゃったんでしょうか?それで「あいつの気持ちがわかるまでデートのチャンスはおあずけなのよ」なんですかね。
それとも、今までの彼とは異なるタイプの、女性との接し方に慣れていて、デートのエスコートなんかがカッコ良い、若干軽目の物言いをする都会的な男性から口説かれたんでしょうか?それで「気まぐれそれとも本気なの、決め手がないのよ注意信号」なんでしょうか?

順当に考えるなら、2番の「あいつにあったら今度こそ小さなキッスを奪われそうで」ですからね、もうキスしちゃってる「内気なあいつ」ではなく、今別の人から口説かれてるって方が自然です。でも「内気なあいつ」と別れちゃってる訳ではなさそうです、根拠無いけど。トランプの恋占いで「ハートのエースが出てこない」ってヤキモキしている位で、都会的な男性にはチョト惹かれてるんですよね。向こうも本気だったらアプローチに乗っちゃうんだけど、遊びだったらヤだし、と、字面にすると結構ズルい感じで悩んでます。それで決める事は絶対にないのにトランプで占っているところなんかメチャメチャ可愛いですけどね。

悩みのタネは今も昔も同じなんです(多分)。彼氏として「内気なあいつ」は決して悪くない。でも今までに近くに居なかった洗練型の彼はとても素敵で、気持ちはそちらにも行っている。内気や洗練の内容は時代で異なっているだけでね。大学3年か4年、専門学校の3年目かな、短大の2年だと今までの時間が短すぎますかね。好きの気持ちだけで走っていた頃から自分を大事にする行動が出て来ます。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=3577
次は、9曲目:春一番 です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑦その気にさせないで by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

7曲目:その気にさせないで

場面の描写と気持の揺れ具合からして内気な彼ぢゃないよな、って思ってたんですよ。でも、積極的に彼が迫って来るんぢゃないんですよね。本来「内気」で「可愛い」かった彼がある日のデートで豹変し、その結果「初めての口付けは甘酸っぱい蜜の味」なんでしょうか?
いやいや、行動だけからすると彼は消極的なままで、彼女の方が内面でかなり揺れているイメージが当たりぢゃないですかね。そう「街の灯が帰り道通せんぼするの」は彼女の頭の中だけです。内面としての「内気」が好きの源泉だったのが「うるんだ瞳、柔らかい髪」と外見にスリ替わってますね。ここも以前は、人物が変わったって事だろうと思っていたんですが、好き度が増して、何もかもが良く見える段階って思った方が良いんでしょうネ。
一方で、煙草こそ吸わないものの、若干は酒も飲み、少し大人になった自分が、ストレートな「えぇ~エッチ迫られたらどうしよう、あたし絶対断れない」ではなく、「その気にさせないで」「街の灯が帰り道通せんぼするの」と、少しだけ言い訳っぽく気持ちを婉曲に表現しています。いや、可愛いねぇ。
余談ですがね、この男、多分気付いてないですよ、相手の好きレベルに。TFK自身がそうでしたから良く判ります。もっとも相手はラン・スー・ミキちゃんみたいな可愛い娘ぢゃありませんでしたがね。でもね、完全に手遅れ状態になるまで時間が経った後に友達から教えてもらった事ばかりなんです。みんなそん時言ってよぉ~。その結果モテ暦皆無ですよ。自分が知らなきゃ意味ないぢゃん、知らないところでモテてたって!

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=2873
次は、8曲目:ハートのエースが出てこない です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑥内気なあいつ by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

6曲目:内気なあいつ

年下の男の子と同じ彼でしょうか?歌詞は自身の脳内語りではなく、地元の女友達と夏休みの終わり(大学だったら試験後にポッと出現する秋口の休みかな)におしゃべりしてる感じですね。って事は、年下の彼は変わってないのかも。歌詞に出て来る「年下の男の子」は「淋しがり屋で生意気で憎らしいけど好き」なんですが、付き合って約半年、彼の方が大学生になってしっかりし始めたら、お姉さんの様に接していた彼女が急に同世代のオンナに思えて(本人としては別に変わったつもりは無いんでしょうが)、元々実年齢は1歳そこそこしか違わないんだし、急にモジモジし出したとも考えられます。いやいや「年下」は気の迷いで、チョト良いなと思っただけで付き合いの真似事レベルで自然消滅し、別の「内気な」彼と交際を始めたのかも知れませんね。
女性の方にとっては、「ねぇねぇ、今度の彼ちょっと内気なんだけどそこが良いのよ」ってな話を聞く機会があったら、「ウザッ」「イラッ」と思う事もあろうかと思いますが、このケース、男性が聞き役の当事者になるケースって極少なんですよ。そうすると、大抵また聞きなんで、一回フィルター掛かるんです。そうすると可愛いんですよね。そりゃぁ男でも直聞きだとやっぱり「イラッ」とすると思いますよ。でもね、キャンディーズ3人共「善い人」ぢゃないですか。そんな人の友達って、やっぱり聞いてあげたりするんぢゃないかって。配役的には話し手:スーちゃん、聞き手:ミキちゃん、遅れて喫茶店に入って来て紅茶を注文するもう一人の友人:ランちゃんって感じ。年下の男の子とは役が変わってますが/当人でない役まで振られちゃってますが、3人でキャァキャア言いながら話している場面はピッタリですね。
趣旨とは関係ないんですが、年下の男の子の二番煎じみたいな言われ方をする事もあるこの曲、そうですかねぇ?私ファンだから擁護する訳ではなく、引いて見た時の世界観が何となく共通ってだけで、主題は移っているし曲が激似って訳でもないと思います。似てる度競争ならサ○ン○ールス○ーズや松○谷○実の方がはるかに・・・。まぁまぁ抑えておきましょうか。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=39103
次は、7曲目:その気にさせないで です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ⑤年下の男の子 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

5曲目:年下の男の子(出世作ですね)

高校生の時から付き合った彼と別れ、年下を好きになります。年下と言っても、実年齢で1歳3ヶ月、学年は2コ下って程度ですね。あの頃の2年って結構大きい・・・。歌詞の通り相手がガキなもんだから、グループでも二人でも出かける事もあるし、体裁は完全にデートでも何か幼馴染みの遊びの延長みたいな空気があって・・・。そりゃぁ「私のこと好きかしら、はっきり聞かせて」て事にもなろうってぇもんでさぁ。なぜ江戸っ子?俺。
でもね、その年下の彼はベタ惚れだと思いますね。だってランちゃんがデートコースなんか全部仕切って、それでも楽しそうにしてる訳ですよ。目の前で。たとえ恋愛段階であっても夫婦生活の如き維持努力は有効である、という事実に気づかない、ってだけなんです。ガキだから。
趣旨とは関係ないんですが、イメージって強く残りますね。私、終始(今でも)ミキちゃん派だったんですが、何故かこの曲からの妄想場面での配役は、絶ぇ~っ対に、ランちゃん。皆さんもそうですか? どうでも良いですか。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=3271
次は、6曲目:内気なあいつ です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ④なみだの季節 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

4曲目:なみだの季節

別れちゃいます。いや、別れようとしてます。最近、何となく二人ともスレ違い感を抱いていて、秋深いある日、形だけのデートの最中に「あ~ぁ、高校生時分から付き合ってたけど、何か間違ってたのかなぁ」みたいな感じ。今度は洒落くり返った青山辺りを歩いているイメージですね。「前のようにともだちにもどりたくてももどれない」が、あなたに夢中と同じ彼である事を示しています。
モテ暦皆無のTFKには、実感ありませんが、付き合い長いとこんな気分になるモンなんですかねぇ。勿体無い。あなたに夢中の頃を思い出せぇえっ!!前置きのところで書きましたが、妄想中の外見はラン・スー・ミキちゃんの誰かな訳ですよ。だって可愛くねぇ!?いや、また取り乱しましたが、こんな事あるんですよね。人の話なら山程聞きましたから実体験は無くてもまぁ理解出来ますがね。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=41022
次は、5曲目:年下の男の子 です。大ブレイク作をお楽しみに。

深読みキャンディーズ③危い土曜日 by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

3曲目:危い土曜日

年齢は迷うところです。独断で決めちゃいますが、高校卒業後、専門学校か短大(もしかしたら4年制かな?)へ進んでいると思います。遠い場所ではなくて近県から東京か大阪といった大都市の学校に通っています。何か遠くから出て来てひとり暮らしって感じがしませんね。それで、でも高校時代から付き合っていた彼(あなたに夢中→そよ風のくちづけの彼と同じ人です)と地元でデートする訳です。東京の街ぢゃなさそう。
そして土曜日、気分も開放的になる夏!(いやぁオヤヂ臭ぇ~)、親には遅くなる許可取って午後遅めのスタートですよ。「おしゃべりもとぎれたら、つないだ手が熱いの」ってデート中の自分の頭に浮かんだ通りを別の自分が語っている臨場感です。チョト気取って帰宅後に、他人に読まれる事を意識して書いている日記なのかも知れませんが。もう今夜は最後まで行っちゃう覚悟は出来ていて「愛しているならやさしくしてぇ~」ですよ。ん~交際2年目、いいなあ畜生!チョト取り乱しましたが、結局エッチしなかったって線もあるかも。いまどきなら絶対にあり得ないですが、何しろ34年前地方都市ですからね。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=43121
次は、4曲目:涙の季節 です。お楽しみに。

深読みキャンディーズ②そよ風のくちづけ by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。シングル曲のリリース順です。

2曲目:そよ風のくちづけ

片思いの相手とお付き合いを始めます。さすがに初恋って訳ではないんでしょうが、1曲目:あなたに夢中の彼と同じ人ですね。まだ学校から一緒に帰る程度です。この辺は歌詞ソノママです。そして土曜日(まだ学校は午前中授業があったんですよねぇ、半ドンですよ、ゆとり教育世代の方知らないよねぇ、スマソ)、別方向へ分かれる直前にキスされちゃいます。いや、何しろ片思いが成就して「何をしてもドッキドキ」状態ですからねぇ。「あれから夢ごこち」にもなりますわな。ね。とてもリアル(オヤヂ妄想基準で)。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=46225
次は、3曲目:危ない土曜日 です。お楽しみに。

キャンディーズて人気ありましたよねぇⅡ by TFK

曲から深読みするキャンディーズです。前記事からの続きです。シングル曲のリリース順ですが、この順番もYouTubeのおかげです。下らないオタオヤヂの妄想にも「事実という箔」を付ける事が出来ます。

キャンディーズ人気の理由の一つである「親近感」がどうやって醸成されて行ったかを考えた時に、バラエティー番組でのコントやファンサービスなど、様々な活動(実際、3人とも多才ですよねぇ)の成果もあると思うのですが、そこはやはり歌手ですから。歌っている楽曲のメロディーや歌詞からメッセージを受け取る比率が多いと思うんです。
想像上の女の子が居て、外見は自分が好きなラン・スー・ミキの誰か(人によっては顔と体の複合形だったり・・・いや失礼)で、その娘の恋愛に関する心象が曲を通して良く表現されている様に思えるんです。そう、とてもリアルに3人の実年齢の成長にも合わせて。当時のファン層は同年代から少し下が中心だったそうですからね。実世界で体験する恋愛に関する経験値の獲得と結構シンクロしてたんぢゃないかなぁ。
ってな訳で書きますが、アノ、曲名だけしか書きませんからね。曲名から歌詞を思い出せない方には全く訳分からんと思います。興味のある方はコチラ↓で歌詞と見比べてみて下さい。
http://www.uta-net.com/

1曲目:あなたに夢中
今なら中1~中2って感じでしょうが34年前ですからね。高校2年生で、おマセな訳でもなくオクテでもなくって感じの女の子が、片思いの気持ちを日記に書いている様なイメージをTFKは持っています。「貴方が好き、とっても好き」と特に文学的な表現をしようとしていない言葉遣いが、自分だけが読む「日記」イメージですね。夢見度からしてまだ告白ってないですね。実年齢17歳のアニメ声スーちゃんが唄うとピッタリです。

歌詞はコチラ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=299
次は、2曲目:そよ風のくちづけ です。お楽しみに。

キャンディーズて人気ありましたよねぇ by TFK

何度か書いてますがキャンディーズの大ファンだったんですよ。この間も解散30周年記念のフィルムコンサートあったそうですね。行きたかったでんすが断念しました、大人なんで。でも実際に行った方々は、もっと大人でもっと偉い人が多かったにも関わらず異様な盛り上がりだったそうですね。あ~羨ましい。思い切って行けば良かった。

ここで本題。何でこんなに人気あるんですかね、キャンディーズ。ネットの世界でもエラく盛り上がっとりますな。私の考える人気の秘密は、曲が良い事(歌詞とか字面だけだとストレート過ぎてクサい感じもあるくらいなんですけど、心の一番深い辺りに刺さるんですよねぇ)と、曲の表現する世界のリアルタイム度だと思います。
チョト別角度から見ると、ご本人達も言っておられますが「キャンディーズ」は3人とファンとスタッフ(作詞・作曲の先生方含む)作品の様なものだったんですね。私は小さかったので、純粋に「綺麗な唄を上手に歌うカワイイお姉さん」としか思ってませんでしたが。
オッサンとなってから考えると/聞きなおすと/見直すと、やはり、正確にラン・スー・ミキちゃんの本質がそのまま反映されたグループではなかった様です。周りの人(ファンも含んでネ)の語る人柄やエピソードから深読みすると、3人共とても真面目な方の様で、ファンは何を魅力に思っているか、売ろうとする会社が何を意図しているか、出演するTV番組は何を期待しているか、等々に可能な限り応えようとしていたみたいですね。自分達のオリジナリティーを打ち出して行く、といった姿勢の部分も含めて。
勿論、相手方が彼女等にとって真摯な接し方であったからこそ応えようとした、って部分も大きかったんでしょう。何より「真面目な良い人」だからこそ頑張って、疲れてしまって、伝説の解散へ繋がったんですよねぇ、きっと。この辺り、個人とイコール(素材ソノママ)ではないけれども、プロとしてのパフォーマンスの中にメンバー3人の内面が色濃く透けて見えると言う、反対の要素が両立してます。大したモンです。

何かまとまりませんが、只今オッサン化後、虚像としてのキャンディーズであるけれども、発表される曲の中では、実在の人物の様なリアルさに思えたんぢゃないかと感じたんです。当時のファンの主力だった、私よりも8~10歳くらい上のアニキ達には。
長くなりそうなので、シングル曲の背景なんかを独断で深読みしたヤツを、次の投稿で書きます。

2008年4月21日月曜日

「ばかちゃん」って by TFK

自ら課した「最低限」である月イチ投稿すら危うい状態ですが、何とか書いています。同じ「ログ」でも、月次処理のバックアップログみたいになっちゃってますね。なんか面白くなさ具合と符合している様な・・・。「おもろ~っ!」な記事は(スミマセンね。最近ジャリズム大好きなんですよ。)日向さんに任せましょう、あんまり悲観的になるのは止して。

やっとここで本題。通勤途中に「アルルの女」読んだんです。有名な話なので、筋は書きませんが、南仏ロハス生活(意図的ではなく、時代として必然的にね)を描いた、「風車小屋便り(アルフォンソ=ドーデー)」からのスピンアウト企画=舞台化、って感じの戯曲です。ビゼー(カルメンで有名なひとですね)の美しい曲とセットです。

登場人物で、一家の中で「既に青年へと成長しているが、『チト足りない』が故に天真爛漫な子供のように振る舞う」人が出て来ます。時代の設定/当時の常識的な対応として、「役に立たないが、一家に幸運を呼ぶ/一家が平穏に過ごせる役目を身に引き受けている」扱いをされています。想像するに、先天的な性質であって人的な努力によって解決出来ないから、「運の総量」理論みたいな考え方をしたんでしょうね。理解は出来るんだけども、現代人としてはチョト非道いな、とも思いますが。

でもね。本人に対する呼び方がね、「ばか」なんですよ。作品は戯曲なので、ト書きに「皆から『ばか』と呼ばれている」って書いてあるんです。親戚のオバハンに至っては、「ねぇ、ばかちゃん」ですよ。

短絡的に/言葉狩り的に「怪しからん」とは決して言いません。読んだのは原語ぢゃないですから、正確なニュアンスが解っている訳でもないんですが、決して言葉に悪意は無いんですよねぇ。勿論、ストーリーからして悪意なんかある筈ないんですがね。それでもチョトだけ引っ掛かるのは、善良かつ純朴な田舎の人の、ダークサイドとしての「ガサツさ」見たいな部分でしょうか。「子供って結構残酷ぅ~」とかと同じ感じですかね。

まぁ、我ながら、「(時代背景やら何やら)カラクリ知らんと単純な物言いしとったらアカンど!」目線みたいな感じがして、これはこれで自己嫌悪です。言葉って難しい。

重い話になっちゃったので、今思い出したお話を。学生時代のクラブ活動では、代々「部誌」が作られていたんです。過去の(自分の入学前の)を読むと、要するに学生の内輪ウケ話が殆どなんですが結構面白いものもありました。その一つで、「タカハシ」さんと言う方の事を書いた文章があったんです。「内輪ウケ」なので内容はココで書いても意味は無いんですがね、同期生っぽい人が書いた文の中に、「タカハシ君、頭悪はし君って呼んでゴメンね。」って言うのがあったんです。んで、読み進むと、同じ冊子に、今度は「頭わるはしさんが・・・」ってのが出て来たんです。んっ、ちょっと待てよ。頭わるはし”さん”って、書いたの後輩!?あぁ、きっと皆からそう呼ばれてたんだ、と思いました。学生時代のこんな関係なら、一見「ばかちゃん」と同じに見えても良いですよね。

2008年3月30日日曜日

知っている/知らないの差 by TFK

最低限「月イチ投稿」は守ろうか、という事で書きます。仮にもブログですから「月イチ」は志が低かろうとも思うのですが、文才/マメさ共に欠落しているTFKには仕方の無い事で。既に「ログ」ぢゃないですな。その辺は日向さんにオマカセです。

ここで本題。メリカンオールディーズの中で、大々々々々々好きだった曲の中に(ん?どっかで聞いた様な)、DeeDee Sharpというお姐さんが唄っている「Mashed Potato Time」という曲があります。書くと年齢がバレてしまうのですが、別に構わないので書きますが(ん?どっかで聞いた様な)、小学校高学年の頃でした。その当時で既に懐メロでしたね。

当時はラジオで流れたのをエアチェックして(古いっ!)、しかも流れる曲の予定なんて判らないから、偶然録ったのをダビング編集して、しかも曲名・奏者も不明のままで・・・・。そうすると必然的に、先の「Mashed Potato Time」は、「マックセラー」「マップセラー」「マッステーダー」みたいな表記で記録していましたね、確か。子供心に悩みましたよ、「Mack Celler」「Map Seller」「Mastador」って何よ!?そんな単語(言葉)あんのかっ、てな感じ。

結果として、数度に亘ってこのブログでも書いた様に、Youtubeのお蔭で真相判明ですよ。曲名も「DeeDee Sharp」と言う名前も姿も、歌詞のどこが「マックセラー」だったかも。海外版カラオケも見つけて歌詞もチェック出来たので意味も。まさかダンスの種類とは露知らず。ブラック系で声量あるヴォーカルだった事もアゲンストでしたね。何しろ小学生ですから英語も満足に聞き取れんし、聞けたとしてもダンスとわ。

Map Seller → Mashed Potato って、ダンスだって事を知ってれば、当時でも脳内変換出来たんでしょうかね?やっぱり知っているのと知らないのでは差が出ますよね。

何かまとまりませんが、苦い様な懐かしい様な記憶と共に意外な結末です。

2008年2月12日火曜日

やはりイタリア系だったか。 by TFK

書くと年がバレてしまうんですが、別に構わないので書きますが(ん?どこかで聞いた様な・・・・)、50~60年代の米国モノ(R&B、R&R、ポップス調やカントリー風味のいわゆるオールディーズモノ、DooWopなど)は、音楽の嗜好の上で大好きな一分野なんです。
その中でも和文表記で「ディオンとベルモンツ」になっているヴォーカルグループの曲は、特別大々々々好きでした。んで、一昨年より広がり散らかしているYouTubeにあったんですよ。えぇフルコーラスで、当時の映像、懐メロ番組っぽいところでの再結成時の映像、等々。確認しましたとも、同時代他ミュージシャン含めて。寝不足になりながら(ん?どこかで聞いた様な・・・・)。

そこでやっと本題。好きになったのは6年生くらいだったんですが、その時点で既に「後追いファン」でした。それから、新聞広告に載る「懐かしのアメリカンポップスCD8枚組」とかで、文字(しかもカタカナ)でしか見なかった「ディオンとベルモンツ」のメインヴォーカル「ディオン」が、YouTube上で「Dion Dimucci」さんらしい事が判明。別途調べるとコーラスメンバーもイタリア風の名前ぢゃあないですか。

ここで本当の本題。かねがね「外人顔(地域は南米・中東・イタリア南部含む地中海が多し)」と評される事の多かったTFKですが、勿論、当時からつい最近まで、「ディオンとベルモンツ」の外見が100%「メリカン」なロックグループであると勝手に想定していたんです。だってその当時インターネットとか無かったし。しかし、フタを開けて見ればイタリアもん。

小さい頃から外見であまり得をしなかったTFKとしては、「やっぱり」半分「がっくり」半分って感じです。年齢がオッサンになった事もあって、まぁ最近はフッ切れてきましたね。血は争えんと。一応言っときます。日本人なんですよ。純な。

2008年2月4日月曜日

名前って大事 by TFK

現在、ウルトラマンタロウに夢中の息子が、自分の名前を変えたいと言い出しました。今のはカッコ悪いので、別のが良いんだそうで。
希望を聞いてみると、タロウに変身する、(篠田三郎さん扮する)ZAT隊員「東晃太郎」から取って、「北東晃太郎」との事。「北」はやはりお気に入りのウルトラマンエースに変身する「北斗星児」から一字もらった模様。苗字まで変えるか。それにしても「きたひがしこうたろう」はいかがなものかとパパは思うよ。

この話をしていて思い出したのが以下のお話です。
チャゲ&飛鳥の「飛鳥涼」さんは本名ではないらしいんですが、どうしてそうなったか、と言うお話をTVでチャゲさんがしていた時の事。
飛鳥さんは本当は「宮崎」さんと言う名前で、元々「カッコ良くない」と言う理由で嫌いだったんだそうです。そんなある時、好きになった女の子に告白したら、「俺ぁお前の事がもの凄くぅ好いとう(博多弁ですね)」「あたしゃじぇんじぇん(全然)好かん」ってなやり取りの挙句に、それはそれはこっぴどくフラれてしまったんだそうです。そして「フラれたのは何故か」と質したところ、他に好きな人が既に居て、その人が「飛鳥君」だったんだそうです。

そこで飛鳥さんは、「良ぅし、俺がその『飛鳥』よりももっと有名な『飛鳥』になって見返してやる!」と思って(その彼女に言ったんだったかな?)、「飛鳥涼」が誕生したんだそうです。その直ぐ後にチャゲさんが言っていました。「その失恋の前まで考えていたのは『南郷隼人』だったらしいですよ。」