2010年5月26日水曜日

今年も薔薇薔薇という感じ by TFK

最初に断っときます。トシちゃんの話ぢゃないよ。言わんでも大丈夫か。

マンネリ気味で仕事に身が入らなかった頃と比べて、異動の結果、今結構忙しくしており、嬉しい悲鳴(儲かっている訳ではないので「中くらいなり」ですが)を上げつつ、2ヶ月近くも放置プレイになっちゃいました。読んで下さっている奇特な皆様、お久しぶりです。別にプレイぢゃねぇか。


今春は天候不順な時期がありましたが、その影響なんでしょうか、会社の入り口に植えてあるツツジが綺麗に咲かなかったですね。例年はGW中に満開になってとても綺麗なんですが(それはそれで見られないので不都合ですけどね、GW会社来ないし)、そもそもツツジの身上である「一斉に咲く」状態が失われ、植え込みの一部分づつ「咲いては萎れ」を繰り返していた訳です。

ツツジの萎れた花って結構汚いんだよねぇ。

TFKは思慮の浅いヤツなので、何でも「バーッ、ドバーッ、ガーッ、ドヒャーッ」ってのが好きなんです。オッパイも大きいのが好きだし、台風来るとワクワクするし。関係ねぇか。特に花なんかは「一斉に咲いてド派手に散る」感じが好きですねぇ。桜もそう。満開から2~3日くらい過ぎた強風の吹く日に、本数の沢山ある公園なんかに行って、視界を遮るくらいの花吹雪とか見たいです。想像するだけでガマン汁出そうです。

  お下品ですね、スマソ。


ツツジと言えば、先日嫁はんが嘆いていた事がありまして。

TFKの息子は本を読むのが嫌いな所為か、何しろものを知りません。普段は事ある毎に嫁はんから、

 「○○って何の事でしょう?」
 「これの名前は何でしょう?」
 「今ニュースで言っていた○○○○な事って何て言うでしょう?」

ってな教育ママクイズ出されて閉口している様ですが、その「ツツジ版」があったんだそうです。

 TV:「○○県○○市の△△公園ではツツジが見頃を迎えております・・・」
 嫁はん:「ねぇ、××(息子の名前です)、今映っているあの花の名前は?」
 息子:「・・・・」
 嫁:「んもぅ、知らないのぉ?ヒント!ツゥ・・・」
 息:「・・・・」
 嫁:「ツゥツゥ・・・」
 息:「・・・・」
 嫁:「それも知らないのぉ?しょうがないなぁ、ツゥツゥ・・・」
 息:「あっ判ったっ!!ツツクサ!!!」
 嫁&TFK:(爆)

いや、親としては笑ってちゃいかんのでしょうが、久しぶりに笑いましたねぇ。さすがの教育ママも怒る気が失せた様で、勉強を巡るいつものモメモードに入る事なくその場は過ぎました。って、本題はツツジでも桜でもないんですよ。


ここでやっと本題。

TFKの家には玄関を出たところに花壇があります。
この隣から駐車スペースの端っこにかけて金属製の簡単なゲートっぽいのを据えておりまして(狭い家なので「塀」に相当するものは殆ど無いんですよ)、このゲートと言うか枠みたいなのに、つる薔薇を絡ませています。ま、あまり熱心に剪定とかしないので、おセレブなご家庭の様に綺麗に(しかも均等に)枝の絡まったイングリッシュガーデンの入り口、ってのではなく、何か「モッサーッ」と薔薇の枝が乗っかった感じになっちゃってます。

そもそもウチ、脚立とか高枝切りバサミとか無いからあんな高い所の枝なんか切れねぇって。

そしてその結果、虚空に太目の枝が3・4本ほど横たわる(自重で横向きに寝てくるみたい)訳です。その横枝をベースに、クラーケンの来襲を目前にして冥界の王ハデスに救いを求めるアルゴス市民の両腕の如く、薔薇の蕾が複数付いた小枝が無数に突き出す訳です。

  えっ?たとえが判らん?

スミマセンねぇ、ギリシャ神話ファンで映画ファンで怪獣モノ好きなもんで、「タイタンの戦い」見たばっかりなんですよ。面白い映画なので皆さん是非、劇場でご覧下さい。ただぁ~あしっ、3Dの必要は無いかも。2Dで十分。

話が逸れちゃいましたね。この大量の薔薇の蕾にはオーソン=ウェルズもビックリですわ。これも映画ファンぢゃない方は判る訳ないですね。スマソ。「薔薇の蕾」ってオーソン=ウェルズ監督・主演の「市民ケーン」に出て来る物語の鍵を握るアイテムなんです。ネタバレになるといけませんので詳しくは書きませんけどね。この話、映画の解説によく書いてあるけれども、本当に「鍵を握」ってるか?TFKは個人的に「あっそれの事ぉ(語尾上げ)?」だったので、あんまり納得はしていないんですけれども・・・。


またまた横道に逸れちゃいました。横道と言えば、北海道選出の横路議員・・・、って止めましょうね。別に書きたい訳ぢゃねぇし。


もとい、この無数の蕾が花になった時に、「バーッ、ドバーッ、ガーッ、ドヒャーッ」っと、赤の強い濃いピンクの塊が門前に出現します。そしてますます自重で垂れ下がって来ます。そして数日後、ヴァージンロードの如くバラの花びらが撒かれた玄関先をシズシズと通ってTFKは会社に行く事となります。スミマセン、嘘吐きました。実際には「シズシズ」って程の距離はなくて「シ」或いは「sh」位でドアからゲート部分まで過ぎちゃいます。狭い家なんで。

ものの本やネットの世界で得られる情報によると、花のシーズン終わりに枝を切って選定してあげないとバラさんは却って疲れちゃって花を綺麗に咲かせられないんだそうで(オヤヂのくせに擬人化がメルヘンチックでキモいよね、スマソ)、だから毎年切ろうとはしてるんですよ。ただ、そもそも位置が高過ぎて届かないし(高枝切りバサミ無いですからね)、剪定に適した時期って、既に小さい若芽が沢山出てるんですよねぇ。

 何だか可哀相で切れんのよ。

そこへ持って来てTFK「ドバーッ」系のくせに欲張りなんで、四季咲きタイプを植えたんですね。ピンクの塊のメリハリはあるものの、結構いつも咲く様になってくれたので、「今OFF!ッシャァ切るぜ!」の決断が出来ん。最初の何年かは、6月頃にスッパリ咲かなくなりましたので切り易かったんですがね(出来なかったけど)。ヤンチャな子供の様な捉え方で、当分は「モッサーッ容認」で行こうかと思って諦めてます。


まぁ、ツツクサ息子もバラさんも、長ぁ~い目で見て下さい(by 小松政夫)ってとこですかね。いや、好きだったなぁ、このギャグも小松さんご本人も。それ以前から優れたコメディアンでいらっしゃいましたが、TFKは「みごろ!食べごろ!笑いごろ」での伊東四朗さんとのコントが最大のブレイクだと思っています。キャンディーズ可愛かったし。キャンディーズ関係無ぇか。


誠に僭越ではございますが、小松の親分さん、グッジョブ!

0 件のコメント: